大工塾

家は片手間で造ろう! 家は片手間で造れます。友達が一人以上居れば十分です。世話上手な御嫁さんや手伝ってくれるお子さんがいればなおGOODです。

家造りの工程!

家作りの工程です。
まずは設計事務所との打ち合わせがあってなんて、どうでもいいことは省きます。

最初は地鎮祭です。
地を鎮める祭りですな。

これは神社用語です。
天皇家の祖先が仕切る日本古来の信仰で、てんてる大臣がトップです。

あまてらすおおのかみです。天照大神とでも書いておきましょうか。
山に分け入って竹を切り敷地に4本立てて結界を作ります。

結界は神社が用意する注連縄にリボンのような紙をつけて結界を作り、神主が紙を呼び寄せて(降神)参列者は榊を捧げて(玉串奉天)神にお祈りしたり、敷地の四隅を清めたり(四方祓い)鍬入れを行ったりです。
最近はお寺さんもやっていますが地鎮祭は神社の専売特許なので安全祈願祭などと呼んだりします。

宮古の場合、地鎮祭終了後の宴会(直会:なおらい)が施主の正念場です。
酒が飲めない人は大変です。

地鎮祭が終わるといよいよ現場がスタートします。
仮設電気を設置したり水道を設置したりです。

仮設電気は現場で飲むときに暗いと不便ということと酒を飲むときに泡盛を割る水がないと不便ということではありません。
工事で必要な電動工具や左官工事で水が必要だからです。

直接的に始まるのは基礎工事です。
宮古島の場合、市街地の一部は公共下水道が施工されています。

その他は久松と池間に漁業集落環境整備事業で整備された下水道があります。
また農業集落環境整備事業では、島尻と池間、城辺、下地などに下水道を整備しています。

これらは宮古島市下水道課で確認できます。

上記の区域以外では浄化槽の設置が必要です。
浄化槽工事は敷地に余裕がある場合は建築の躯体工事の後に、敷地が手狭な場合は基礎工事と同時に進めます。

基礎工事は型枠工事と鉄筋工事に大別できます。
その他、埋設が必要な給配水管若しくは埋設電線管工事を行います。

基礎は地中でおこなう工事なので建物が座る前に行うこととなっています。
だってほら。あとで掘り返すといろいろ面倒臭いでしょ?

基礎工事が終了すると埋め戻しになります。
一階の床下を土とする場合は、建築基準法の規定により床の高さを土から450ミリ上げないといけないし、基礎の周囲に床下換気口を設けたりする必要があります。

シロアリ対策として土間を打設すると現場が綺麗に施工できます。
なにより床を450ミリもあげなくていいのでバリアフリーにする場合は土間うちがGOODだと考えます。

明日以降、順次説明します。

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プロフィール
福原組設計事務所
福原 光勇
1級建築士・宅地建物取引主任
家は片手間で造れます!

住所:宮古島市平良字東仲宗根678-11
電話:0980-72-9005